- 飽和水の比エンタルピは飽和水1kgの顕熱であり、飽和蒸気のエンタルピはその飽和水の顕熱に蒸発熱を加えた値で、単位はKJ/kg
飽和水の蒸発熱は潜熱ともいい、圧力が高くなるに従って小さくなる。臨界点でゼロ。
飽和蒸気の比エンタルピ = その飽和水の顕熱 + 潜熱
- 蒸気ボイラーの容量(能力)は最大連続不可の状態で単位時間あたりに発生する蒸発量。(燃料量と書いてある問題文が多く、それは誤り)
- ボイラー効率を求める式においては低発熱量を用いる
何が間違っている?
- 飽和水および飽和蒸気の比体積はいずれも圧力が高くなるほど小さくなる
正しくは以下
- 飽和蒸気の比体積は圧力が高くなるほど小さくなる
- 飽和水の比体積は圧力が高くなるほど大きくなる(蒸気と逆)