2023-11-21 ボイラー技士二級(3)

ステー

  • 平鏡板、曲げ応力、ステーが必要
  • ガセットステー、ブリージングスペースが必要。炉筒の伸縮を許容する。
  • 管ステー、火炎が触れる場所に縁曲げ、それ以外はころ広げ

炉内の圧力によって…

  • 周方向に、引き裂こうとする応力が働く、ので、長手方向のリベットは2倍必要
  • 軸方向にはそうでもない、ので周方向のリベットは半分でヨシ
  • 巻きずしを想像する。破裂する方向に応力が働く。海苔を重ねて接着。
  • 応力と言われたら、周方向が2倍強い
  • 継手と言われたら、長手方向に2倍の強度が必要

マンホールは出題頻度低いけど

  • 蒸気に関連で、マンホールを設ける際は、楕円にして
  • 短径部を胴の軸方向に配する
  • 巻きずしの切れ目を入れる方向を想像する。長手方向に切れ目を入れたら、そこから裂けてバラバラになるでしょ。周方向に普通は切るでしょ。
  • ボイラーの胴が裂けたら大変なことになるでしょ。

圧力計

  • サイホン管 蒸気用の圧力計だけ
  • ブルドン管は楕円(扁平)

水面計

  • 貫流ボイラーには付けない(付けれない。水面がないので。)
  • コックは同軸Openが基本
  • 2個以上の水面計を付ける。冗長化
  • 水面計可視範囲の最下部 == 安全低水面
  • (ボイラー本体 or ドラム に直接取り付け)or 水柱管を設けて取り付け
  • 丸ガラス 1.0MPa 以下
  • 高圧にはマルチポート水面計(スカッツル状の小窓が圧力に強い)
  • 一般的には平ガラス。
  • 蒸気 = シロ、アカ
  • 水 = クロ、ミドリ、アオ。

流量計

  • 差圧式 オリフィス、ベンチュリ、2乗に比例
  • 容積式 楕円形歯車、2倍に比例
  • 面積式 覚える必要なし

通風計

  • U字型通風計 計測する場所の圧力 vs 大気圧 を比較

安全弁

  • 揚程式 リフト小、流路面積)
  • 全量式 リフト大、のど部面積)

主蒸気管、主蒸気弁

  • 湾曲形(U、ベンド)、ベローズ形、すべり形
  • 玉形弁、アングル弁、仕切弁
  • 主蒸気弁が先、蒸気逆止め弁が後

汽水分離器

  • ボイラー内に設ける
  • 沸水防止管は蒸気出口の直下
  • 他にはサイクロンセパレータ、スクラバ式があるが、覚えなくて良し

蒸気トラップ

  • ボイラーの外に設ける
  • バケット式 蒸気とドレンの密度差 応答速い、差動周期短い
  • バイメタル式 蒸気とドレンの温度差 
  • ディスク式 蒸気とドレンの熱力学的性質の差