ボイラー弱点メモ

1

  • 過熱管は伝熱管。だけど伝熱面積には参入しない。

    2023-12-10 克服

  • 接触伝熱面とは、高温ガスの対流による接触によって熱を伝える面で対流伝熱面ともいう。
  • 飽和蒸気の比体積は、圧力が高くなるほど大きくなる。

2

  • エコノマイザは、燃料の性状によっては低温腐食を起こすことがある。
  • 水高計は、温水ボイラーの圧力を測る計器であり、蒸気ボイラーの圧力計に相当する。

    2023-12-05 克服した

  • 圧力計と胴または蒸気ドラムとの間にを入れたサイホン管などを取り付け、蒸気がブルドン管に直接入らないようにする。
  • 二色式反射式水面計は、光線の屈折率の差を利用したもので、蒸気部は赤色に、水部は緑色に見える。
  • バケット式蒸気トラップは、蒸気とドレンの密度差を利用するもので、作動が迅速かつ確実で、信頼性が高い。
  • 電磁継電器のメーク接点(a接点)は、コイルに電流が流れると閉となり、電流が流れないと開となる。
  • ガラス水面計は、主として最高使用圧力1MPa以下の丸ボイラーなどに用いられる。
  • 微分動作による制御は、偏差が変化する速度に比例して操作量を増減するように動作する制御である。
  • 積分動作による制御は、偏差の時間積分値に比例して操作量を増減するように動作する制御である。

3

2023-12-06 全克服した

- 験水コックがある場合には、水の部分にあるコックを開けて、水が噴き出すことを確認する。(蒸気の部分と書かれてるから注意) - 点火前の準備として、煙道の各ダンパを全にしてファンを運転し、炉及び煙道内の換気を行う。開閉を見間違うな。老眼鏡を使え。 - 水圧試験圧力に達した後、約30分間保持し、圧力の降下の有無を確かめる。 - 鋳鉄製温水ボイラーは、配管のさび又はスラッジを吹き出す場合のほかは、吹出しは行わない。 - 水冷壁の吹出しは、いかなる場合でも運転中に行ってはならない。 - 通風が過大になると油火炎の火花が生じる。 - ボイラーをたき始めるとボイラー本体の膨張により水位が上がるので、吹出しを行い常用水位に戻す。

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2023-12-13 全克服

- ボイラー運転停止のときは、燃料の供給を停止してポストパージが完了し、ファンを停止した後、自然通風の場合はダンパを半開とし、たき口及び空気口を開いて炉内を冷却する。 - ボイラーに安全弁が2個設けられている場合は、1個の安全弁を最高使用圧力以下で作動するように調整し、他の安全弁を最高使用圧力の3%増し以下で作動するよう調整する。 - アルカリ腐食は、高温のボイラー水中で濃縮した水酸化ナトリウムと鋼材が反応して生じる。 - エコノマイザの安全弁はボイラー本体の安全弁より後に作動するように、ボイラー本体の安全弁よりも高い圧力に調整する。 - ボイラー給水ポンプの運転を停止するときは、吐出し弁を徐々に閉め、全閉にしてからポンプ駆動用電動機を止める。 - 酸消費量とは、水中に含まれる水酸化物、炭酸塩、炭酸水素塩などのアルカリ成分を示す。(正確には違うが試験問題としては正) - 酸消費量には、酸消費量(pH4.8)と酸消費量(pH8.3)がある。ァパばーさん

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2023-12-14 全克服

- 成分分析とは、気体燃料のメタン、エタン等の含有成分を測定して分析したもので、体積(%)で表す。 - 密度の小さい重油は、一般に引火点と流動点が低くなる。(A重油のこと) - 流動点とは、凝固せずに流体としての性質を保つことができる最低の温度である。 - 重油は石炭に対して、燃焼温度が高い。 - 重油残留炭素分が多いほど、ばいじん量は増加する。 - ボイラーでの燃焼を継続させるためには、燃焼室の温度が燃料の着火温度以上に維持されていなければならない。 - 気体燃料、液体燃料の主成分である炭化水素は、分子の炭素の数が多くなると、成分中の炭素に対する水素の比が低くなる。 - 重油の加熱温度がすぎると、炭化物生成の原因となる。

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2023-12-16 全克服した

- フューエルNOxとは、燃料中の窒素化合物が燃焼時に酸化して発生する。 - 窒素酸化物(NOx)の抑制方法として、排煙脱硝装置を設け、燃焼ガス中のNOxを除去する。(内臓レディを思い出した…) - 後向き形ファンは、効率が高く、高温、高圧、大容量に適する。

7 ここが最も苦手だ

  • 変更届が必要:炉筒、管板、管寄せ、エコノマイザ、過熱器、バーナ、ステー
  • 変更届が不要:煙管、水管、空気予熱器、給水ポンプ、水処理装置
  • 検査証検査は存在しない。性能検査は存在する。

2023-12-16 克服した

- 小規模ボイラーは、取扱いにボイラー取扱技能講習が必要である。簡易ボイラーは講習不要。簡易ボイラーとはつまり、小さいボイラー。訓練所にあるのは小さいので、誰でもお触りOK - 貫流ボイラーの場合で伝熱面積が30㎡以下のもの(気水分離器を有するものにあっては、当該気水分離器の内径が400mm以下で、かつ、その内容積が0.4m3以下のものに限る)は小規模ボイラー(小型ボイラー、簡易ボイラーを除く)と呼ばれる。 - 電気ボイラーの伝熱面積は、電力設備容量20kW当たり1m2とみなして、最大電力設備容量を換算した面積で算定する。 - 炉筒煙管ボイラーの煙管の伝熱面積は、煙管の内径側で算定する。ガスに触れる面で算定。 - 【新設】溶接検査、構造検査、落成検査、性能検査 - 【輸入】使用検査、落成検査、性能検査 - 【休止からの】使用再開検査、性能検査 - 定期自主検査は月イチ、3年間保持 - 温水ボイラーの場合で、伝熱面積が14㎡以下のものは小規模ボイラー(小型ボイラー、簡易ボイラーを除く)と呼ばれる。

8

  • 最高使用圧力1MPa以上の蒸気ボイラー(移動式ボイラーを除く。)の吹出し管には、吹出し弁を2個以上又は吹出し弁と吹出しコックをそれぞれ1個以上直列に取り付けなければならない。

2023-12-16 克服した

- 給水装置の給水管には、蒸気ボイラーに近接した位置に、給水弁及び逆止め弁を取り付けなければならない。ただし、貫流ボイラー及び最高使用圧力0.1MPa未満の蒸気ボイラーにあっては、給水弁のみとすることができる。 - 最高使用圧力をこえて圧力を上昇させないことが、ボイラー取扱作業主任者の職務として規定されている。