2023-10-26 電工(7)

電線接続の基本

  • 異種金属を使って接続しちゃダメ!
  • 引っ張り強さを20%以上減少しちゃダメ!
  • リングスリーブにビニテを巻け!
  • 最近は差込型コネクタ接続が増えてる
  • 万能工事を覚えよう{金属管工事、(CD管以外の)合成樹脂管工事、2種金属可とう電線工事、ケーブル工事}の4つ

金属管工事

  • 絶縁電線(IV)を使用
  • より線(または3.2mm以下の単線
  • 管内では、電線に接続点を設けてはならぬ
  • 管相互及びボックスその他の付属品と、電気的に完全に接続すべし
  • 300V超の場合、C種接地工事する ※接触防護措置を施せば、D種でOK
  • 300V以下の場合、D種接地工事する 
  • ただし{4m以下の乾燥した場所
         or
         8m以下 +(簡易接触防護措置 or 乾燥した場所 or 対地電圧150V以下)
       }の場合は、省略でOK
  • 一本の管の中で電磁的平衡を取る
  • 金属管には{厚鋼電線管、薄鋼電線管、ねじなし電線管}がある
  • 管の曲げ半径は管内径の6倍以上
  • 指示点間の距離は2m以下
  • 電線本数は薄鋼は3本、ねじなしは4本まで

配線図の記号を覚えなさい

  • 薄鋼電線管(19)(25)
  • ねじなし電線管(E19)(E25)
  • 管の外形は19.1mm, 25.4mm

合成樹脂管工事

  • 合成樹脂管工事(VE)、合成樹脂可とう電線管工事(PF)、CD管工事 がある
  • CD管は柔らかく、可燃性がある。PF管は硬く、難燃性がある。
  • ぶつけたり踏まれたりする場所に工事できない 割れるから
  • 端口、内面はなめらかに加工する。リーマ、バリ取りなどで
  • 接続点では、管の差し込み深さを管外径の1.2倍以上にする ただし接着剤使用は0.8倍でヨシ
  • 指示点間の距離は1.5m以下
  • 湿気水気のある場所では防湿処理
  • 300V超の場合、かつ金属製ボックスに接続する場合は、C種接地工事する ※接触防護措置を施せば、D種でOK
  • 300V以下の場合、かつ金属製ボックスに接続する場合は、D種接地工事する 
  • ただし(簡易接触防護措置 or 乾燥した場所 or 対地電圧150V以下)の場合は、省略でOK
  • 合成樹脂管(VE)よりも、合成樹脂製可とう管(PF)、CD管のほうが、電線を多く入れてヨシ
  • 管の厚さは2mm以上

金属管工事と同じ

  • 絶縁電線(IV)を使用
  • より線(または3.2mm以下の単線
  • 管内では、電線に接続点を設けてはならぬ
  • 管の曲げ半径は管内径の6倍以上

金属線ぴ工事

  • 一種と二種がある 二種のほうが性能高

金属管工事と同じ

  • 絶縁電線(IV)を使用
  • 管内では、電線に接続点を設けてはならぬ(ただし以下で可能)
  • 300V超の場合、C種接地工事する ※接触防護措置を施せば、D種でOK
  • 300V以下の場合、D種接地工事する 
  • ただし{4m以下
         or
         8m以下 +(簡易接触防護措置 or 乾燥した場所 or 対地電圧150V以下)
       }の場合は、省略でOK

線ぴ内での接続について、以下条件をANDで満たせばOK

  • 電線を分岐する
  • 二種金属製線ぴを使用する
  • 接続点を容易に点検できるようにしておく
  • 線ぴにD種接地工事する

金属可とう電線管工事

  • 可とう = 曲げやすいの意味
  • 1種金属製可とう電線管 フレキシブルコンジット、フレ管
  • 2種金属製可とう電線管 プリカチューブ
  • 2種のほうが性能高い 2種はどこでも施設できる
  • 1種はぶつけたり踏まれたりする場所に施設できない
  • 基本的には2種で施設、ただし、下記の場合は1種でヨシ
  • (展開した場所や点検できる隠蔽箇所 and 乾燥した場所)or(300vを超える and 電動機に接続)
  • 指示点間の距離 水平1m以下、垂直2m以下
  • 300V超の場合、C種接地工事する ※接触防護措置を施せば、D種でOK
  • 300V以下の場合、D種接地工事する ※4m以下の場合は、省略でOK
  • 湿気水気のある場所では防湿装置を施設する
  • 1種には、接地線の意味で裸線を内面or外面にあてがう。ただし4m以下の場合は省略。

金属管工事と同じ

  • 絶縁電線(IV)を使用
  • より線(または3.2mm以下の単線
  • 管内では、電線に接続点を設けてはならぬ
  • 管の曲げ半径は管内径の6倍以上

ケーブル工事

  • 指示点間の距離は、水平2m以下、垂直6m以下

金属管工事と同じ

  • ケーブル内側の曲げ半径はケーブル外径の6倍以上

がいし引き工事

  • 電線相互の間隔は6cm以上
  • 電線と造営材とを2.5cm以上開ける
  • {低圧屋内配線、弱電、水管、ガス管}左記の管と接近や交差の場合、10cm以上離す。
  • 簡易接触防護措置、接触防護措置を施す

金属管工事と同じ

  • 絶縁電線(IV)を使用
  • 指示点間の距離は2m以下